住宅ローンの住宅ローン借入可能額のおおよその計算方法について、説明します。
借入限度額が年収の5倍などという考え方は第二回コラムで否定させて頂きました。
そこで今回は自分で借入額の目安をつけてみよう!ということでやっていきます!
返済負担率
住宅ローンの年間返済額÷年収×100
これで年収に対する住宅ローン返済額の割合が求められます。
年収400万でローンの返済額が年間100万円。
すると返済負担率は100÷400×100=25%となります。
何%になるのが目安かを下に記しておくので、参考にしてください。
250万未満・・・年収の25%以下(借入自体が難しい)
250万~300万・・・年収の25%
300万~400万・・・年収の30%
400万~700万・・・年収の35%
700万以上・・・年収の40%
金利
ローンを考える際に重要になってくるもう一つの要素は、金利です。
住宅ローンを借りる際の金利を計算する際は審査金利を使います。
一般的には3~4%が審査金利の基準になります。
金融機関も余裕をもって返済が可能か判断するため、実際の金利よりも高めに設定して審査していきます。
高めに設定された金利でも、払っていけるようでないと、ローンを組むことは難しいかもしれません。
注意点
実際の借入額計算では住宅ローンに加えて他の借金を足したものを使用して、返済負担率を出していきます。
全てのローンが審査に響くということです。
住宅ローンを組む前に、なるべく他の借金は減らしておくことをオススメ致します。
ご自身でおおよその目安はつられるようになりましたでしょうか?
計算方法のほかにもご不明点やご相談等ございましたらお気軽にお問合せください。