今回は、住宅ローンの事前審査と本審査の違いについて、書いていこうと思います。
事前審査とは?
主に返済負担率が審査されます。
返済負担率とは、年収に対して一年間でどれだけの割合がローン返済にあてられるのか?ということです。
返済負担率のおおよその目安を載せておきたいと思います。
250万未満・・・年収の25%以下(借入自体が難しい)
250万~300万・・・年収の25%
300万~400万・・・年収の30%
400万~700万・・・年収の35%
700万以上・・・年収の40%
つまり年収が高いほど多くの融資が受けられるということです。
また提出書類の中に個人情報調査に関する同意書があれば、個人情報の調査も事前審査で行われます。
つまり返済が滞ったことはないか?現在返済中のものはあるのか?などです。
これらのことから事前審査において、注視されるのは
・年収に見合った返済額になっているか?
・個人信用情報に問題がないか?
の2つであると思われます。
本審査とは?
本審査では、公的な書類も提出してもらい、本格的な審査に入ります。
厳しい審査にはなりますが、ここを越えれば一息つけます。(通ったからといって油断できるわけではありません!)
団体信用生命保険への加入や担保の確認、年齢、勤務先など返済能力に問題がないか?ということが詳細に調べられます。
何が見られるのか?まとめてみると
・健康であるか?
・無理のない返済計画であるか?
・返済能力が十分にあるか?
ということです。
事前審査と本審査の違いを頭に入れて、それぞれ早いうちから対策していきましょう!
事前審査と本審査の違いは簡単ではありますが、ご理解いただけたでしょうか?
結局のところ、返済能力に問題はないか?ということが総合的にみられているだけです。
重要なことは、過去に信用を裏切る行為がなく、無理のない返済額で、しっかりすべてのローンを払いきることができる信用が証明できるということ。
計画的に住宅ローンを組んでいくことをオススメします。
なにか、ご不安な事がありましたら、お気軽にお問合せください。